アドセンスを導入してからしばらくすると管理画面に
「ads.txt ファイルが含まれていないサイトがあります。 収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。」
というメッセージが、、何それ、、ガクガク
初めてのことだったので少し焦りました。このメッセージの意味と対応方法をまとめましたので参考になれば幸いです。
メッセージの意味
そもそも「ads.txt ファイルが含まれていないサイトがあります。 収益に重大な影響が出ないよう、この問題を今すぐ修正してください。」というメッセージの意味は何でしょうか。
下記はGoogleアドセンスのヘルプページの一部です
ads.txt による認定デジタル販売者（Authorized Digital Sellers）の宣言は IAB によるイニシアチブで、コンテンツ内のデジタル広告枠が、そのコンテンツのパブリッシャー（ウェブサイトならばサイト運営者）が認定した販売者（AdSense など）を通してのみ販売されるようにするものです。サイト運営者様は ads.txt を独自に作成することで、自サイトの広告枠の販売者を厳密に管理し、偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐことができます。ads.txt は、使用することを強くおすすめします。ads.txt を使用すれば、購入者が偽の広告枠を判別できるため、サイト運営者様としても偽の広告枠に収益が流れるのを阻止し、その分収益を増やすことができるというメリットがあります。
https://support.google.com/adsense/answer/7532444?hl=ja
難しい事が書かれていますが、ざっくり説明すると
あなたがGoogleから取得したアドセンスのアカウント【pub-○○○○○○○○○○がアカウントコード】をサーバー上にアップしてあなたのサイトだということを証明しましょう
エラーの対応方法
ではサクッと対応しましょう。
「ads.txt」テキストファイル作成
まずは「ads.txt」という名前のテキストファイルを作成する必要があります。テキストファイルに書き込む内容は
広告配信システムのドメイン名, サイト運営者のアカウント ID, アカウントのタイプ, 認証機関の ID
ですが、よくわからない方は下記の内容を記載すればOKです。
google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0
pub-0000000000000000 はあなたのアカウントを記載しましょう
テキストファイル作成時の注意点
テキストファイルはutf-8 で保存する
上記以外の文字コードで保存するとチェックスツールでエラーが出てしまいます
ファイルサーバにアップロード
ads.txt のテキストファイルを作成したらサーバーにアップロードしましょう。注意するのはルートドメインに ads.txt ファイルをアップロード します。
例えばhttps://test.com/
というサイトなら
https://test.com/ads.txt
となるようにファイルをアップします。
正しく設置できているか確認しましょう
上記のファイルをアップしたら正しく記述、アップロードができているか確認しましょう。下記のサイトで検索ボックスに ads.txt を設置したドメインを入力するだけでチェックしてくれます。
https://fe.datasign.co/adstxt/
設置後に確認してみましょう
以上です。
